左官工事

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洋風建築とも調和する和風壁

我が社の工事部が米国で手がけたジュラク壁です。
使用されているのは調湿性・断熱性に優れた特長を持つ天然の土を基材に、
日本人になじみの深い藁スサを配合した美しく健康を重視した壁材です。

▼調度品の美しさを引き立てる落ち着いた仕上がり
▲くつろげる空間を演出
 

伝統の技が作る なまこ壁

当社の手掛けたなまこ壁の施工例です。
なまこ壁は建物の外壁の仕上げ方のひとつで、腰壁部分に平瓦を張り、
その目地部分に漆喰を半円形に盛り上げるように仕上げる方法のことをいいます。
建築用語で半円形や蒲鉾(かまぼこ)形のことを「海鼠形」ということからついた名称で、
土蔵の雨掛り部分である腰回りの防水と保護を目的にしたものです。
一般的に正方形や亀甲形などの瓦が用いられます。

▲墨出しをしたラインに沿ってステンレスビスを配置し、平瓦を貼り付けていきます。 ▲ビスに縄をかけ、なまこ部分の掛かりを作ります。 ▲貼り付けた瓦の隙間を埋め、ビスと瓦と壁を密着させていきます。 ▲目地の上に下塗り材を盛り上げ、なまこ部分を形成していきます。 ▲最後に漆喰でなまこ部分を上塗りし、表面を滑らかに仕上げます。
 

美しい漆喰壁

美しい純白の漆喰壁。
江戸期に技術が確立され、意匠性、防火性、耐久性に優れています。
洋風和風様々な建築に用いられ、複雑なレリーフも形作ります。

▲防火・耐久性を活かし、土蔵の壁に。 ▲技能五輪で当社社員が作った課題作品。扇状のレリーフも全て漆喰による造形です。

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